みなさん、おこんばんは。
ドラマ『坂の上の雲』 を観ていますか?
内容も面白いのですが、中に出てくる 正岡子規。
数年前までは、教科書の中の人でした。
アタクシが化膿性脊椎炎で長期入院していたときに、よく先生から
『脊椎カリエス』の話をされました。
脊椎カリエスは、発症してしまったら全く起き上がれず
固定して寝ているしかないんだと言われましてねぇ・・・・。
脊椎カリエスも化膿性脊椎炎も一緒だと言われました。
そのときは入院によるウツ状態だったのかもしれませんが
嫌な言い方に取れましてね、先生も自分の病気も恨んだものです。
正岡子規は、結核性の脊椎カリエスだったとその時知りました。
アタクシが知る痛みの中でも、最高?最悪の痛みでした。
どの体勢でも痛くて一日中痛いのですが、ときどき襲ってくる激しい痛み・・・
それは言葉では言い表せないものです。
激しいのがくると、うめき声と涙も一緒に出ます。
今、思い出しても恐ろしい(苦笑
その痛みで苦しんで死んでいったのかと思うと・・・気の毒でなりません。
アタクシも今の時代だから生きていられるんだなぁと
とにかく何とも切ない気持ちでドラマを観ております。
これは起き上がる許可が出たときに作ったコルセット。
押入れの中でかなりの場所をとっていて、邪魔なんですけどね
なぜか捨てられない(笑
この頃のことを思えば、何でもがんばれるような・・・
そんなちょっと前向きになれるシロモノでもあります[E:confident]
コメント
コメント一覧 (5)
経験のない私は軽々しくは言えませんが
自分より辛い思いをされた人や自分の一番辛かった時期を励みにして‘今はまだまし!’なんて思えることはすばらしいことだと思います。
私なんか人は人!って思っちゃいますからねぇ・・・大病をしたことも無いくせに・・・
捨てられないし、大事にしなきゃね。
コルセットをつけて起き上がれるようになったとき
本当に嬉しかったんだろうなってあらためて思ったわ。
がんばって、乗り越えて、元気になってくれてありがと。
過ぎてしまえば、あっという間の話ですけど
痛かったんですよねー(笑
それに動けないというのは、気持ちが卑屈になります。
病気なんてしないのが一番幸せなんですよー。
しろりんさん
一日中つけていて、結構汚いのに
人工肛門なんかでもよごしたりしてさ・・・
とにかくきれいなものではないのよねぇ(汗
でもさ、これでようやく起きて帰れると思ったんだよね。
それからのリハビリはまた大変だったけど(笑
もう普通に歩けないかもしれないと思っていたからね・・・・。
今は走れるんだからさ、すごいよね人間って。
てか、医療の進歩もすごいよね。
ラッキーだったよ(笑
坂の上の雲見てます。
あの時代、若者は必至に生きているなあって思います。
正岡子規も、顔もリアルで、
壮絶な感じです。
私も若い頃文学少女(?)
だったので、切ない気持で見ています。
あ!にゃん太のママさんは文学少女だったのですね(笑
アタクシは恥ずかしながら、この病気で亡くなったことは
知りませんでした。
とにかく長期なので、気持ちも滅入ります(苦笑
今は痛みを最小限にするために、いろいろ薬を駆使されて
あの苦しみだったので、壮絶な苦しみだったと
想像します。
彼も今の時代なら、生きられたのにねぇ。